小学生が手軽に国語力のレベルを確認できる方法とは?


国語の実力レベルを把握することは、今後の弱点克服のための対策や学習プランを立てるためにとても重要なことです。


どのようにして把握すればよいのでしょうか?


学校に通っていれば、国語のテストを受けることができますが、基本的に学校のテストは授業内容が身についているかどうかの確認です。また、年に3回は成績表で確認することもできますが、小学校のころの成績は、子どもの弱点が明確に見えてこないという欠点もあります。


小学生よりも実力レベルの査定が厳しくなる中学校、高校では、中間考査や期末考査で授業の習得度を確認し、模試で実力を測っていました。


小学生でも国語力を測るには、テストを利用するのが客観的な判断材料となりそうです。


こちらでは、小学生でも手軽に国語力を確認できるテストを紹介しています。





小学生の国語力・レベル把握のために進研ゼミ小学講座を利用する


子どもの国語力のレベルを把握するために何かいいものはないかと考えた時、わざわざ買わなくても家にあることに気が付きました。


進研ゼミの小学講座。


実力を測るために受講しようと決めたわけではなかったので、受講前は全く気が付かなかったのですが、確認してみたら、ちょうどいいのが二つありましたので、紹介します。


ちなみに、我が家では、子どもの希望で進研ゼミの小学講座を受講しています。受講することになったきっかけなどご興味ございましたら、下記をご覧ください↓
【進研ゼミ小学講座/チャレンジ・チャレンジタッチ】の学習内容や費用などを紹介





実力診断テスト



自宅で気軽に受けられる実力診断テストが年3回、各学期末に届けられます。1教科につき約30分で実力診断が可能。


こちらのテストのよいところは定期的にテストが受けられること



提出というよりウェブ上での実力診断テストになっているので、紙の問題を解いて、あらかじめ選択肢を記入して起き、後から解答をウェブ上で入力するようなイメージです。





全て選択問題。



テストを提出すれば、解答・解説はもちろん、保護者向けに成績表と学習アドバイスが届けられます。「成績表」で子どもの実力が全国・都道府県別で何番目なのかがわかります。また、プロの視点での「学習アドバイス」が受けられ、学力の伸ばしどころを教えてもらえます。


良問も多くて、さすが進研ゼミ!といったところでしょうか。ひとつだけ残念なことは、記述式の問題がないことです。記述式の問題で実力を測るためには、以下の「思考力トレーニング」に頼ることになります。



思考力トレーニング

「思考力トレーニング」は、自己採点をしながら学習するタイプの紙教材です。



思考力トレーニングの中身です(写真右上)。記述式の問題となっています。
思考力トレーニングは、言葉の通り「自分なりに考えて答えを出し、考えたことをわかりやすく伝えられる力」を身につけることを目指して作られているそうです。子どもだけでは、自己採点が難しそうな問題も結構含まれているので、サポートがてらどんなことが苦手なのかを親が確認できる良い手段となっています。「答えの本(写真左下)」に詳しい解答・解説がついていますので、安心です。


中身を見ましたが、さすが進研ゼミ!良問が多いです。学校の教科書とは違った内容なので、子どもの本当の実力が測れます。


ただし、残念ながら、お家で問題集をやっているのと変わりありませんので、ある問題が解けなかったときに、その問題が難しいのか、子どもの読解力が低いのか、力のレベルがわかりません。実力診断テストと合わせて判断していくことが必要となるでしょう。



学習量としては、それほど多くなく、一科目につき月に一回、見開きの2ページを解いていけば、一年のノルマが達成です。







【進研ゼミ小学講座】





市販の問題集を利用する


通信講座を受講されてない方には、国語力を市販の問題集で確認するという方法があります。


Z会のものなら、安心。間違いないと思います。
Z会と言えば、受験生なら誰もが知っている有名な通信講座ですが、受講していなくても問題集のみ購入することが可能です。


Z会の問題集はドリルではなく、論理的に考える土台を養う問題集です


Z会の教育は、真の”思考力”と”論理力”が養われるように構成されており、数ある通信教育のなかでも質が高いことで有名です。私も、高校生の時に講座を受講していましたが、舌を巻くほどの難しさでした。それでも頑張って続けたいたら、一番苦手だった国語の全統記述模試で、校内一番になったことがあります。ちなみに兄もZ会受講生。その後、東大に入学しています。


調べてみたら、Z会の歴史はとても古く、設立が1960年。しかも「通信添削」という方法を取り入れたのはZ会が初めてなんだそうです。公式サイトで、Z会のフィロソフィーが紹介されています。


留意点は、結構難しい問題がありますので、大人のサポートが必要になってくることです。



さらに、結構なボリュームがあること。例えば、Z会の4年生の国語読解の問題集だと95ページと多いため、いきなりこの問題集をやろうといってもこの量を見たら、嫌になってしまうかもしれません。


また、市販の問題集ですので、子どもの実力が全国・都道府県でどのくらいのレベルにいるのかなどはわかりません。また、ある問題が解けなかったときに、その問題が難しいのか、子どもの読解力が低いのか、力のレベルがわかりません。


全国で〇位など、相対的なレベルはわかりませんが、子どもの絶対的なレベルが向上していくことは間違いありません。親や兄弟など身近にサポートできる人がいる場合におススメです。Z会の問題集が気に入ったら、通信講座を検討してみるのもいいかもしれません。




市販の問題集なので費用はせいぜい1000円程度ですが、買っただけで結局やらなかったっていうのはもったいないです。Z会の問題集以外にも、たくさんの教材が市販されていますので、お子さんと一緒に中身を確認して、お子さんがこれならやってみたいと言ってくれる教材を選んでくださいね。



Z会・グレードアップ問題集

Z会小学生向けコース。学年別「おためし教材」さしあげます!



無料・日能研主催の公開模試を利用

手軽に子どもの学力レベルを調べたいという方には、無料の全国模試を受験するという方法があります。


首都圏中学受験の三大模試の一つ、日能研流の記述式テスト。こだわって作成された問題が特徴です。無料です。


試験時間は、下記の通り

2年生 3年生 4年生 5年生
国語 30分 40分 40分 40分
算数 30分 40分 40分 40分



会場は、日能研の各教室(全国に153個の教室があります)ですが、申し込みの際に最寄りの日能研教室から「自宅受験」を選べば、自宅受験も可能です。


答案用紙は、スキャン後そのまま持ち帰り可能。テスト問題と答案例も当日受け取り。テスト翌日には「Nポータル」で採点済み答案、全国順位や正答率、解説が配信されます。


全国の中で自分がどのくらいの順番なのかわかれば、負けず嫌いのお子さんなら、勉強にやる気を出してくれそうですね。無料で全国順位がわかる絶好の機会ですから、中学受験をする、しないに関わらず、無料の全国模試を受験してみるのもいいかもしれません。


日能研全国テスト (nichinoken.co.jp)



無料・四谷大塚の模試を利用

手軽に子どもの学力レベルを調べたいという方には、無料の全国模試を受験するという方法があります。


首都圏中学受験の三大模試の一つ、テレビでコマーシャルでも有名な四谷大塚。
全国大会47都道府県の約2,500会場で実施されています。


テスト受験後には学習領域別の正答率や、都道府県別ランキング等充実した成績表が返却されます。全国最大規模の模試のため、全国の子どもの中での位置を把握することが出来きます。


また、テスト後も見直し勉強指導など充実のアフターサポートが無料で受けるこができます。また、全国統一テストは年に2回。半年後もテストを受けて学力の推移をはかれます。


受験できる科目は以下の通りです。

年長生 / 算数国語融合型問題
小学1・2・3年生 / 算・国
小学4・5・6年生 / 算・国・理・社

年長生、1、2年生は記述式ですが、3年生からはマークシート方式を導入しているのが特徴です。


試験時間は、下記の通りです。

年長 1年生 2年生 3年生 4年生 5年生 6年生
算数 30分 30分 30分 35分 40分 50分 50分
国語 30分 30分 35分 40分 40分 40分
理科 - - - - 20分 25分 25分
社会 - - - - 20分 25分 25分




 【公式】全国統一小学生テスト|中学受験の四谷大塚 (yotsuyaotsuka.com)




無料・栄光ゼミナールの公立中高一貫スタートテスト・公立中高一貫オープン

手軽に子どもの学力レベルを調べたいという方には、無料の全国模試を受験するという方法があります。




栄光ゼミナールが実施している公立中高一貫校の選抜で課される「適性検査」を体験する模試です。
基礎学力と思考力・判断力・表現力を問う、栄光オリジナルの問題が出題されます。


留意点は、受検できる地域が限られていること。関東圏、京都、北海道で受検可能です。
また、面談で成績報告書を返却されます。答案から現状の学力を分析し、1人ひとりに合った適性検査対策などが提案されます。さらに、記述問題も添削して返却され、改善ポイントを具体的に教えてもらえます。個別に相談できるのはありがたいですが、面倒だという方は、その点ご留意ください。


対象は、小学校4年生から6年生まで。
所要時間は、適正検査Ⅰ(文系)45分、適正検査Ⅱ(理系)45分となっています。





公立中高一貫スタートテスト・公立中高一貫オープン (eikoh-seminar.com)