進研ゼミは続かないって本当?続けるコツについての体験レポート



進研ゼミを受講していたけど、続かなかったというお友達もおり、受講前は少し不安に思っていました。


実際に受講してみた感想としては、子供が夢中になる工夫がされていたり、飽きないように定期的に興味を惹きつける教材が送られてきたりするので、それほど心配は必要なかったと感じています。しかしその一方、慣れたころに中だるみしてしまったり、忘れてしまったりすることもあり、確かに長続きさせるにはちょっとした心がけも必要だと感じました。


こちらでは、実際に受講してみた体験として、チャレンジタッチが楽しく続けられる理由、続けるために工夫したことなどについてまとめています。



チャレンジタッチ・勉強が続けられる楽しい工夫がとても効果的!!


チャレンジタッチ受講前は勉強は宿題しかしないという子供でしたが、チャレンジタッチは子供の興味を引く工夫がたくさんあるということに期待を込めて、受講を始めました。



宿題しかしなかったうちの子が、言われなくてもチャレンジタッチのレッスンには取り組むようになりました。その理由を聞いたら、「楽しいから、やってる!!」とのこと。音がしたり、動いたりするのがいいんだそうです。特に小学生のうちは、動画や音も交えたデジタル学習の効果が高いように思います。



小学生が最も負担になる作業は、何をしたらいいのかわからないということだと思います。その点、チャレンジタッチでは、今日の目標が一目瞭然。画面を開くと「〇レッスン取り組もう!」との案内があり、子供に負担がありません。



学習に取り組めば、自動で正誤の判断をしてくれます。間違えたところがすぐにわかるのでやり直しにも負担がありません



学習に取り組むと褒めてもらえたり、解答が合っていると花丸がもらえたりするので、達成感も得られます。


我が家の場合、開始して2年以上物珍しさもあったのか「チャレンジやったの?」と聞くことはありませんでした。宿題しかしなかった子が、2年以上も自主的に学習に取り組めたということで、チャレンジタッチは子供のやる気を引き出す効果が高かったように思います。



【進研ゼミ小学講座】チャレンジタッチほかのタブレット学習との違い



中だるみもあるけど、何とか乗り切れた!締め切りがあることがいい刺激になる



始めたばかりの時は張り切っていても、慣れたころにやらなくなる、小学生も大人も同じかもしれません。始めてから2年以上経過した頃に中だるみの時期がやってきました


5年生というのは、友達との遊びが忙しくなったり、スポーツクラブの活動が忙しくなってくる時期でもあり、気が付いたら今月何もしてない!!ということが出てきました。



うちの子の場合、うっかりしていたというだけで、根本的に嫌になっていたわけではないので、締切日が近いことに気が付くと締め切りに間に合うように頑張ってくれました。


普段は勉強しないけど、学校の宿題は必ずやるという小学生は多いのではないでしょうか。これは、”締め切り効果”とも言われているそうで、子供に限らず、○○までに××を提出となると不思議とやる気や集中力が上がります。チャレンジタッチでは、毎月するべきレッスンが決まっている、つまり”締め切り”が設定されているので、締め切りが気になる子供にとっては良い刺激になります



進研ゼミでは、以下のような子供が学習に取り組んだ時に”努力賞ポイント”がもらえるというシステムがあります。
✔ 毎月のメインレッスンを完了する
✔ 赤ペン先生の問題を提出する
✔ 実力診断テストを提出する(年3回)



努力賞ポイントは、毎月のノルマをクリアすれば、どんどんポイントは貯まります。さらにキャンペーンがある時は、 〇日までにやりきるとポイント2倍となるので、努力賞ポイントを目当てに締切日を意識しながら学習に取り組んでくれました



我が家の場合は、中だるみの時期にありがちな「今週はちょっとやる気が起きないな~」という気分のときでも、努力賞ポイントがあるから!ということでやり切れたことが多かったです。努力賞ポイントでもらえるご褒美はタブレットやネットからいつでも確認可能。ためたポイントと目標ポイントをにらめっこしながら、頑張ってくれました。



うちの子が努力賞でもらったのは、周りの音を集めて大きく聞こえるイヤホン付きサングラスや10メートルはなれていても、会話ができるツインシーバーなど、たくさん溜めるといろんなおもちゃがもらえます。親から買ってもらうものとは違い、自分の力で手に入れるというのも達成感を満足させるようです。



【進研ゼミ小学講座】


長続きの秘訣は、定期的にタブレットを開いてもらうこと!小さなサポートが効果的



チャレンジタッチを長続きさせるコツは、定期的にチャレンジタッチを開いてもらうことですが、チャレンジタッチでは、画面を開くだけで褒めてもらえたり、ご褒美がもらえるというシステムもあるので、最初のうちは、開くことを楽しみにしてくれることも多いでしょう。


しかし、慣れてくるとタブレットを開くだけという作業すら億劫になってきます



タブレットを開くまでにかかる時間はできるだけ短くなるようにしておきましょう。


チャレンジタッチをどこかにしまってしまうと”取り出す”という作業が発生します。リビング子供の滞在時間が長い場所に置いておき、すぐにタブレットが開ける環境を整えておきましょう。親が、定期的に机の置いておいてあげるというのも良い方法だと思います。



「チャレンジやったの」という親の声がけも効果がありますが、我が家では、チャレンジタッチの受講者全員に送られてくる電子機器(玩具)もとても頼りになりました。


こういった子供の興味を引くロボットやスマホっぽいアイテムはこれ自体で学習することも可能なのですが、それに加えてチャレンジタッチの学習を促す道具としても役に立ちました


タブレットと連動していたり、定期的にタブレットを開くように声がけをしてくれたりするので、子供がチャレンジタッチのことを思い出すいいきっかけとなります。こういうアイテムも手の届くところに置いておくことをおススメします。



今月の予定が一目でわかる卓上カレンダーが送られてきます。電子機器(玩具)に比べると地味な存在で忘れられがちですが、学習を促すためにはとても効果が高いカレンダーです。


ログインしたら、ジュエルがたくさんもらえる日とか、アプリ配信の日などがわかりやすくなっていて、予定を確認することがチャレンジタッチを開くきっかけになってくれます。届いたら、是非机に置いておきましょう。




チャレンジタッチは、更新や充電に少し時間がかかります。開いてすぐに使えないという待ち時間に始めた別の遊びに夢中になって結局レッスンに取り組まなかったということがよくあります。


充電や更新は親が行うようにするというのも良い方法だと思います。開いたらすぐにレッスンに取り組める環境を整えておきましょう


タブレット学習のよいところは、親のサポートいらずで子供任せにできることなのですが、親があまりにも油断してしまうとうまくいかなかったです。親の方で、タブレットを開くところだけ、少し声がけを行うなどピンポイントでサポートしてあげればうまくいくように思います。試してみてくださいね。



【進研ゼミ小学講座】チャレンジタッチほかのタブレット学習との違い



チャレンジタッチ・タブレット学習で親の負担軽減!でも全てチャレンジタッチ任せでは長続きしない


チャレンジタッチは基本がタブレット学習。タブレット学習は、難しい問題でも動画を使って説明してくれたり、正誤の判断をしてくれるので、 基本的には親のサポートは必要ありません。そのため、ついつい親がさぼりがちになるのですが、100%子供まかせにしない方が長続きすると感じています。



進研ゼミでは楽しい副教材として学習に関連したおもちゃのような特別教材がたくさん送られてきます。 教材も子供だけに使ってもらうのではなく、親も一緒になって、これは何?と聞いてあげたり、一緒に使ってみたりすると子供も楽しいようでより学習の理解が深まるようです。例えば、”光る!星座早見”。お父さんと一緒に夜空を眺めて、たくさん星をみつけ、すっかり星の名前を覚えてしまいました。星に関連した授業にも興味を持ってくれてすっかり理科好きになったので良かったと思っています。




クイズ形式になっているカードなどは親や兄弟などと競争しながら取り組んだ方が、一人でするよりも断然盛り上がります。


こういった副教材で一緒に勉強した後なら、子供も楽しくチャレンジタッチに取り組むことができるでしょう。



タブレット学習は基本的には子供だけで進めることができるのですが、時には進捗を見守りつつ、頑張っているところは、褒めてあげたりした方が、子供のやる気が継続します。紙教材を使って一からサポートするよりは、ずいぶんと楽ですので、是非できる範囲でサポートしてあげてくださいね。



チャレンジタッチでは、一年に一回「おうちのかた向けの使い方ガイド」という保護者用の冊子が送られてきます。



「おうちのかた向けの使い方ガイド」の中身です。一年間の学習スケジュールがわかりやすくまとめられているので、届いたら一読するようにしています。どのように親がサポートすればよいかのヒントが隠されています。毎月見ないといけないものではありません。よくまとめられていてわかりやすいので、さっと見るだけでも大丈夫です。受講を開始された際には、是非ご一読されることをお勧めします。


まとめ

ネット上には進研ゼミが続かなかったという口コミもあり、受講前は不安になるかもしれませんが、否定的な意見ばかりを鵜呑みにして、判断してほしくないと思っています。


確かに油断すると続かないかもしれないのですが、親の方でタブレットを開くところだけ、少し声がけを行うなどピンポイントでサポートしてあげればうまくいくことが多いように思います。


また、進研ゼミが続かないのは、子供ばかりが悪いのではなく、親があまりにも油断してしまったということも大きな原因の一つだと思います。続くか続かないかはお子さん次第ではなくて、親次第というところも多いです。親の方に意欲があるなら上手に子供をサポートし、目標の学年までやり遂げることができると思いますので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。



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