きれいな字を書くためのひらがな練習・最初のステップとコツ


鉛筆の持ち方と姿勢が整ったら文字の練習開始です。早速ひらがなから???いえいえ、いきなり子供がひらがなを書くというのは、大人が考えているよりはずっと難しいそうです。


こちらでは、手を動かす練習から開始するひらがなの練習方法について紹介しています。



ひらがな練習の進め方・手や指を動かす練習から始める


おばあちゃんによると いきなり子供がひらがなを書くというのはとても難しいそうです。理由は、手や指が慣れていないから。ひらがなの練習に入る前に、まずは、手と指を動かす練習から始めることをお勧めされました。そこで、小学校に上がる前の年長さんの時に、市販の教材を買ってみました。



こちらの教材では、まず線をひくことから始めます。



右下に付属シールが貼れるようになっています。一頁終わったら、ご褒美のシールを張ります。このシール貼りが子供にとっては最も楽しみな作業でした。



教材では、字の練習を進めながら、並行していろいろな線も書くようになっています。線の中をなぞればへちまが完成するようになっています。



お楽しみとして塗り絵ができるページもあります。色を塗るのも筆圧を上げる訓練になりますね。



うちの子は、エルサが大好きだったので、アナ雪の練習帳にしましたが、こちらの教材に関しては、線を引く練習が少なく、すぐにひらがなの練習に入っていくスタイルだったので、就学前だとちょっと難しかったです。うちの場合は、結局年長さんでは使いきれず、小学一年生になってからも引き続き使っていました。

アナと雪の女王 ひらがな (3歳・4歳・5歳)



こちらは、日本習字の練習帳「はじめてのひらがな」です。この練習帳は線を書く練習がたくさんあったので、就学前にずいぶん進めることができました。ひらがなの練習用としては、たくさんの教材が市販されていますので、キャラはもちろん難易度や進度などもお子さんに合わせて選んであげてくださいね。


教材を使うことによって、✔子供が字を書くことに興味を示してくれた、✔親にとっては練習の目安があって進めやすかった、ので、我が家では使ってみて良かったと思っています。ただし、お子さんが教材に興味を示さない、教材だとかえって嫌がるなどという場合もあると思います。そんな場合は、教材にこだわることなく、いっぱい手や指を動かして線を書く練習をしてみてくださいね。下記の記事で紹介する無料でできる練習もおすすめです。


ベストセラー みるみるうまくなる 9マス美文字練習帳


字がきれいになる子供が夢中になる楽しい練習法 無料


基本的に文字の練習は紙と鉛筆があればできます。こちらでは、教材を買わずに練習したいと思われる方に向けて、無料でできる楽しい方法をいくつか紹介したいと思います。



うちの子がお気に入りだった遊びで、好きなキャラをトレーシングペーパーでなぞるというものです。なぞった後に塗り絵もできます。トレーシングペーパーは100均などで購入できますが、わざわざ買わなくても、半紙や薄紙など家にあるものを使ってみてくださいね。



こちらは、ドーナツを購入する際に箱に入っている半透明の紙。サバラップとかワックスペーパーとか呼ばれる紙らしいのですが、毎回2、3枚余ってしまうので、試しに使ってみました。裏がザラザラしているので鉛筆で落書きしやすく、薄い割に結構丈夫でトレーシングペーパーの代用になります。



うちの子のお気に入りで、プリントの裏側に透けている文字や線をなぞるという遊びがあります。夢中になって遊んでいるうちに、筆圧がかなり鍛えられ、字もうまくなるという嬉しい効果がありました。



字を書いたり、線をなぞったりするのを嫌がるようならお絵描きでも十分練習になると思います。子供が楽しいと思う方法で進めてあげてくださいね。




練習は短時間、褒めて子供のやる気を引き出す


小学校に上がる前の子供の集中力はびっくりするほど続きません。当時は心配して、おばあちゃんに相談したのですが、子供とはだいたいそんなものらしいです。無理せず、毎日1日1ページ、多くても2ページで十分、そして、やりたくないっていう日はお休みしたらいいよ~、とアドバイスをもらいました。



できる日に無理なく進めていきます。一日の所要時間はせいぜい5分か10分くらい。 一日当たりは短時間に留め、 日を分けてコツコツ練習を進めていきます



子供がご機嫌なときに進めれば親子共に負担が少ないです。 たくさん褒めてあげて子供の気分を盛り上げると練習がはかどります



我が家では、3歳・4歳・5歳用の練習帳を小学校に入ってからも使っていました。小さい子向けの方が、楽しい工夫がたくさんあるので、あまり勉強しているという意識がなく、集中力が長続きするかもしれません。無理に難しい練習帳をすることもないと思いますので、お子さんに合わせて選んであげてくださいね。


キャラクター ひらがな練習帳


ひらがな練習は「あ」から始めない


ひらがな練習と言えば、まず「あ」からはじめてしまいそうになりますが、市販教材では、子供にとって書きやすそうな字からはじめるものがほとんどのようです。「し」「く」「つ」など、簡単な文字から練習が始まります。



書きやすい文字の練習の次に、「は」「ほ」「を」などの難しい文字の練習になります。小さいうちは、少々字の形がとれていなくても、 直すかどうかは子供次第 親から声がけをして、修正させる必要はあまりないと思います。



易しい字で物足らなくなったら少しつづレベルアップしていきます。



教材を完了した後にパラパラすると、練習を重ねていくにつれ少しずつ上手になっていくのがわかるので、とても楽しかったです


ひらがなの練習は紙と鉛筆があればできるので、無理に教材に頼ることもないのかもしれませんが、教材を買うにしても、ノートで練習するにしても日付を忘れずに書いておくといい記念になります。日付必須です!


ベストセラー みるみるうまくなる 9マス美文字練習帳




まとめ


こちらでは、手を動かす練習から開始するひらがなの練習方法について紹介しました。


はじめてのひらがな練習 まとめ


✔ 線を引く、まるを描くなどの手を動かす練習を行う。

✔ ひらがなを練習する順番は、あいうえお順にこだわらない。

✔ 一日当たりは短時間練習で。

✔ 少しくらい間違っても、気にしない。たくさん褒めて練習する。

✔ 子供がお気に入りの練習帳で子供の気分を盛り上げて!


字がうまくなるには習字教室に通わなければならないと思いがちですが、そうではないように思います。字がうまくなるためには、✔練習の質 ✔練習量 が大切。この2点さえ気をつければ、子供の字は上手になります。特に就学前や小学校1年生などの小さいうちは、集中力が持ちませんので、一日5~10分の練習で充分。教室などに通うと費用対効果も時間対効果も低いでしょう。それよりも毎日少しずつ家庭で練習した方が効果的だと思います。これからひらがなの練習を始めるという際に、ぜひ試してみてくださいね。


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