子供がプログラミングが嫌いだったらどうする?小学生が日常生活や遊びからプログラミング的思考力を養う方法を紹介


小学校で、プログラミングの授業が始まりました。しかし、現在のところまったく関心がない、絶対嫌だというお子さんもいるでしょう。プログラミングが必修科目になったことや周りでプログラミングを学ぶ人が増えいくのを見て、不安を感じている親御さんもいるのではないでしょうか?


小学生でプログラミングを学ぶ目的は、プログラミングの知識・技術を身に付けることではなく、『プログラミング的思考』を身に付けることです。ついついパソコンを連想してしまいますが、実は、日常生活や遊びの中にも学習のチャンスが溢れています。


こちらでは、小学生が日常生活や遊びからプログラミング的思考力を養う方法を紹介を紹介しています。



小学生 大好きなスポーツでプログラミング的思考を伸ばす


プログラミングにまったく関心がないお子さんに無理をさせるとかえって逆効果になるかも?と感じたら、別の方法でアプローチしてみるというのはいかがでしょうか?プログラミング的思考というとパソコンを連想してしまいがちですが、もっと身近な生活に、例えば、子供が大好きなスポーツにも学習のチャンスが隠れています。



団体スポーツは、論理的な思考力が必要とされます。例えば、バスケットボール。ボールを受けて“味方にパスする”OR“ボールをパスせず、ドリブルでゴールを目指す”。状況判断によりこの選択が行われます。味方の場所、敵の場所、ゴールまでの距離、さらには、敵と味方の得手不得手など全体の状況を分析し、一番いい選択肢を選んでいます。


「自分の意図を分解したり、組み合わせたりする」「(バスケットボールの場合)命令はパス/声掛け/アイコンタクトで行う」「試行錯誤しながらゴールを目指す」。プログラミング的思考にそっくりです。


試合中は、このような状況判断の繰り返しですから、どんどん「物事を論理的に考える力」がついていきますね。


この記事ではバスケットボールを紹介しましたが、もちろん他のスポーツや種目でも応用可能です。 小学生に人気のあるスポーツとして、バスケットボール、サッカー、野球、ラグビーなどがあげられます。うちの子をはじめ、周りのお友達もこれらのスポーツクラブに入会している子がたくさんいます。


スポーツに大事なのは、状況判断までのスピード。プログラミングでじっくり考えるのもいいですが、スポーツで論理的思考の“瞬発力”が鍛えられるかもしれません。


小学生に大人気 スポーツゲームでプログラミング的思考を伸ばす



スポーツをすることで、プログラミング的思考力が磨かかれますが、私みたいに、スポーツで体を動かすのが苦手な人もいます。そんな場合は、ゲームでスポーツをするというのもいいかもしれません。下記に、うちの子のお友達がやっているスポーツゲームを紹介します。



バスケットボール
NBA 





野球

実況パワフルプロ野球 
プロ野球スピリッツ 



サッカー

FIFA
ウイニングイレブン
ロケットリーグ


ゴルフ

みんなのゴルフ






ゲームのルールから攻略法を見つけ出すという手法は、論理的思考力を磨くトレーニングになります。また、親子や友達とゲームをすることで、〝コミュニケーション力〞も磨かれて行きそうですね。


最近は、eスポーツもさかんに行われていますし、ゲーム開発者は子供のあこがれの職業の一つです。ゲームをきっかけにしてゲーム制作に興味を持つということもあります。これまでよく言われていた「ゲームばかりしてはダメ」なんて言うのは時代遅れなのかもしれませんね。




小学生におすすめのアナログゲームでプログラミング的思考を伸ばす


ゲームは論理的思考の積み重ねで勝敗が決まるため、将棋、チェス、囲碁などのゲームは論理的思考力が養われると昔からいわれています。確かに、理詰めでものを考えるのが得意な人はどんどん強くなっていくようです。


我が家でも子供の性格からもしかしたらとは思っていたのですが、うちの子の場合、この中でも将棋が一番合っていたようです。


最初に興味を持ったのは、小学校に上がったころでした。当時漢字が流行っていたので、小さな駒に格好いい漢字が書いてある駒に興味を持ち、駒の並べ方を、あっという間に覚えてしまいました。それから少しずつルールを覚え、現在は、お父さん、おじいちゃん相手に将棋をしています。



強い羽生さんにあこがれています。お父さんもおじいちゃんも趣味で将棋をする程度。本格的に教えるのはちょっとむずかしいので、羽生さんの本を頼りにしています。


藤井棋士の登場で、人気も上がっているようですね。将棋は生涯楽しめるゲーム。楽しんで続けてくれたらと思います。


羽生善治 こども 将棋

小学生におすすめ 料理や工作など手を使ってプログラミング的思考を伸ばす

手を使わないとなかなか頭が働かないというタイプの人はいませんか?私がこのタイプです。子供のころから、工作、実験大好きで、机の上でする勉強はあんまりでした。



プログラミング的思考を表現する際に、その例として料理が上げられることが多いと思います。確かに、所要時間、必要な道具と材料などを揃え、手順を考えないと料理をすることはできません。



手を動かすことが好きな子には、レゴなどのブロックを使ったロボット製作をメインとしたプログラミングを検討してみてはいかがでしょうか?




最後に


小学校で本を読むのは好きだけど、計算は嫌い。漢字は好きだけど、英語は嫌い。音楽は好きだけど体を動かすのは苦手、などどんな人にも得手不得手があるように、全ての子供がプログラミングに興味を持つわけではありません。


親としては心配になってしまうかもしれませんが、小学生のうちは必要以上に慌てることはないと思います。


小学生でプログラミングが必修化されたものの、小学校のうちは、テストを行わない、通知表で評価しないということからもわかるように、基礎ができてないから中学校になって困るといったことは起こりにくい教科です。技術的には、それほど難しいことをするわけではありません。また、小学校でプログラミングに費やす時間から考えてみても、身に付けておくべき知識のボリュームは、国語や算数など他教科と比較するとかなり少ないものとなっています。中学校から始めても、挽回することは十分可能です。


というのも、小学生でプログラミングを学ぶ目的は、プログラミングの知識・技術を身に付けることではなく、『プログラミング的思考』を身に付けることだからです。プログラミング的思考とは、「相手にわかるように、自分の意図を分解したり、組み合わせたりする」ことを繰り返し、「試行錯誤しながらゴールを目指す」ことができる”考え方”です。


つまり、小学生のうちは、自分で考えて作り上げていくという訓練ができればよいのではないでしょうか。そこで、こちらの記事では、小学生の日常生活の中から『プログラミング的思考』に繋がる体験について探してみました。



うちの子は工作が大好きで、家庭でのサポートをどうしてあげればよいのか考えていたことがあり、実際に小学校の専科の先生に相談させていただいたことがありました。創造力というものは、一見創作活動とはまったくかけ離れた日常の経験からも鍛えられるそうです。いろんな経験をたくさんさせてあげてくださいというアドバイスをいただきました。確かに子供は、毎日いろんなことを吸収していきます。子どもが日常生活から学ぶのは、創造力だけでなく、自立心、主体性、協調性、チャレンジ精神、責任感など……。パソコンを使うことにこだわらず、論理的思考力、プログラミング的思考力を鍛えることもできるでしょう。


無理をさせるとかえって逆効果になるかも?と感じたら、パソコンを使ったプログラミング学習はとりあえず先送りにしてみてくださいね。先送りというと「何もしない」というネガティブなイメージがありますが、そうではありません。


日常生活や遊びの中ある学習のチャンスを活かしながら、子供に目を向け、子供の好きなこと、得意なことを一緒に探してあげてください。その中で、「子供が主体的に考え、自分なりの答えを作り上げていく」という作業がとても大切です。


興味もないのに小学生の時から、”プログラミングができる”ということにこだわる必要はないと思います。また、「知識・技能」は後からついてくるものですので、必要以上にレベルにこだわることもないと思います。それよりも、「自分で考えて、作り上げた」ことに対してたくさん褒めてあげましょう