チャレンジタッチを受講した感想・難易度や進度について


進研ゼミはCMなどでも有名なので、ご存じの方が多いと思います。 小学生になって始める通信講座として、まず、進研ゼミ小学講座から検討するという方も多いのではないでしょうか?


通信講座を検討する際、難易度やボリューム、進度などが気になるという方は多いと思います。


こちらでは、進研ゼミ小学講座のチャレンジタッチを受講した体験をもとにチャレンジタッチの学習内容に関する感想を紹介しています。



簡単すぎたら難易度の変更がいつでもできる!



進研ゼミ小学講座は、「教科書準拠教材」で、教科書に沿った内容になっています。基礎問題は丁寧な解説付き、応用問題はステップに分割して説明してもらえる構成になっています。


スケジュール通りに教材をこなしている限り、学校の勉強で心配することはあまりありませんでした。



チャレンジタッチは、「標準コース」か「挑戦コース」の2つのコースから選ぶことができます。また、算数は得意だから「挑戦コース」、苦手な国語は「標準コース」といったふうに、 教科ごとに難易度のコースが選べます


それぞれのコースを比較すると以下のようになっています。
標準コース: 基礎7、応用3
挑戦コース: 基礎4、応用5、中学入試レベル1




うちの場合、まずは、「標準コース」を選択して受講を開始しましたが、問題なく受講できている様子で「難しくない、簡単だよ」という感想だったので、難易度を変更することにしました。チャレンジタッチでは、受講途中でコース変更が可能です。しかも、 追加料金なし



我が家でも、早々に「挑戦コース」へ変更しました。変更のためには、まず、画面右上の設定を選択してください(赤丸印のところです)。



真ん中の「コース設定」を選びます。



教科ごとに「標準コース」か「挑戦コース」を選ぶことができます。



挑戦コースを選択すると、選択した月から、メインレッスンに加えて挑戦レッスンが追加されます。挑戦コースでは、教科書を超えた発展レベルの問題に取り組むことができます。問題を見ましたが、おとなっでも「うっっ」とちょっと考えないといけない問題とか子供の時によく見た間違えやすい問題などが出題されていました。


お子さんが問題が簡単だ感じているようなら、挑戦コースに変更してみてくださいね。また、教科書プラスアルファの 思考力、判断力、表現力を伸ばしたい方にも挑戦コースがオススメです。学校の成績が上位という方は、最初から挑戦コースを選択しておいても大丈夫だと思います。



留意しておくべきポイントは、途中で挑戦コースに変更しても過去の講座には、挑戦レッスンが追加されないことです。例えば、画面は挑戦コースを選択する前の過去の講座ですが、挑戦レッスンはありません。


難しすぎても簡単すぎても子供はやる気をなくすものです。子供の様子を見て、適切なコース選択してあげてくださいね。コース変更はチャレンジタッチの画面から自由にできます。画面では、「おうちのひとといっしょにかくにんしよう」と注意されますが、子供だけでも簡単に変更できてしまいますので、気を付けてください。



難関中学受験を検討している方、チャレンジタッチの挑戦コースでも物足らないという方は、 受験対策に定評のあるZ会がおススメです。注意点としては、 Z会の課題の中には、勉強が好きな子、成績の高い子でも、小学生一人で取り組むのは大変な難問が含まれていることです。


難問に取り組むことに価値があるのですが、うちの子の場合は中学受験の予定はなく、難しい問題で自信をなくしてしまう可能性があったことから受講は見送りました。


Z会の受講に関しては、大人がサポートしてあげた方が教材を効果的に使いこなすことができ、長続きもすると思います。入会前に無料でもらえるお試し教材を使って、どの程度対応可能かについて親子で確認してみてくださいね。


Z会小学生向けコース。学年別「おためし教材」さしあげます!




学習のボリュームについて/ノルマは少なめ、でも自主的に勉強できる教材・機能がいっぱい


公式ページによると一日の学習量としては、約15分が目安ということです。うちの子の場合、習い事やテレビ、インターネット、友達との約束など、いろいろと忙しいので「1日15分だけ」というちょっとしたスキマ時間を利用してこなせるボリュームが、負担にならず続けやすかったです。



うちの子によるとノルマのレッスンはすぐ終わるという印象を持っているようです。早く終わってしまうのは、チャレンジタッチの学習効率の高さが理由だと思います。問題に答えたらすぐに正誤の判断、解説をみることができますので、わかっている問題はすぐに終わってしまいます。


難しすぎたり、量が多すぎたりすると嫌になってしまいますので、小学生の間は”もうちょっと頑張れるよ”と思うくらいがベストだと感じています。



あまりにも簡単すぎて子供が嫌になってしまったら、コースの難易度をあげることを検討してみてください。コースの難易度をあげると問題数が増えます。また、追加される問題は発展的な応用問題ですので、一問あたりに費やす時間も多くなり、受講時間が増加します。


お子さんの様子を見ながら、”次回のレッスンからレベルをあげてみようか?”とお子さんと相談してみてくださいね。



普段は忙しいのですが、比較的時間のある週末や突然休校になってしまった場合など、時間を持て余してしまう時もあります。しかし、我が家では、そんな場合にもチャレンジタッチを使って楽しく過ごすことができています。



チャレンジタッチでは、ノルマとなるレッスンに加えて、様々な講座や学習アプリ、動画を無料で利用することができます。プログラミング、英語の無料講座、計算、漢字、歴史問題のアプリ、歴史や科学関連の読み物など、たくさんありすぎて、時間をかけても使いこなせないほどです。ゲーム感覚で楽しいらしく、親から「○○しなさい」と言われなくても自主的に勉強してくれました。


また、タブレットの機能だけでなく、パズルになった地図、カードゲームになった漢字問題など、スマホみたいな電子機器など、手で触って遊びながら学べるという学習教材も充実しています。詳細は、下記のおススメ記事で紹介していますので、是非ご覧ください。





学習進度について/さかのぼったり先取りしたりできる無学年学習が活用できる


チャレンジタッチでは、毎月25日に新しい教材がダウンロードするというスケジュールになっています。



学校によって使用している教科書は違いますが、進研ゼミでは、入会時に通学している学校名を選択することで学校で使用している教科書が特定されるので、それに合わせた内容の教材が送られてきます。



我が家の場合は、進研ゼミの進行具合は、学校と比べてちょっと早く、予習として活用することが多かったです。チャレンジタッチの場合、学校で習っていなくても基礎から説明してくれますので、子供が困ることはありませんでした


わたし個人としては、まずは、学校の先生の授業をしっかり聞くということを第一にしてほしかったので、復習スタイル希望だったのですが、うちの子は、予習の方が好きなので喜んでいます。


どうしても復習スタイルで!!という方は、授業の進度に合わせて前月号のレッスンにもさかのぼって取り組めますので、復習スタイルで学習することも可能です。しかし、学校よりも教材の方が進度が遅いという場合は、一月先の教材をダウンロードするといった教材の先取りはできないシステムとなっています


実際の学年が4年生であっても5年生の内容を学ぶというような学年の先取り学習はできます。ただし、チャレンジタッチの場合、1学年下の教材は復習可能ですが2学年下の配信教材は自動で削除されるので注意が必要です。



進研ゼミでは、無学年学習「AI国語算数トレーニング」を活用することができます。”無学年式学習”とは最近注目されている学習方法で、「子ども」に合わせて教材が選択できるという勉強スタイルのことです。


進研ゼミでは、受講者全員が、追加受講料無料で、小学1年生〜小学6年生までの国語・算数の全範囲を学習できる「AI国語算数トレーニング」を受講できます。例えば、得意な漢字は先取りして、苦手な算数の計算はさかのぼってなど、お子さんの学力優先で学習することが可能です。さらに、AIがお子さんに合わせて難易度や学習量を自動提案してくれるので、お子さんの今の学力に合った内容で学習できます。自分のペースで勉強したい子にはピッタリの学習方式ですね。



注意点としては、進研ゼミなどの一般的な講座は、学年式学習がベースとなっており、無学年学習は補助的な役割となっていることです。学校や教材のペースがお子さんに合わず悩んでいる場合は、無学年学習がベースとなっている教材を検討した方がよいでしょう。例えば、本格的な無学年教材として高い評価を受けている講座としては、自宅での学習をサポートする無学年式オンライン教材【すらら】 があげられます。


すららは、2012年にはeラーニングアワードフォーラムにて、教育部門最高峰の「日本e-Learning大賞 文部科学大臣賞」を受賞、経済産業省”未来の今日知る実証事業”にも採用されるなど高い評価を受けており、現在、約1000の学習塾と約1000の学校で採用されています。


無学年教材のすららは、5教科を学習するために作られたICT教材で、小学生から高校生まで対応。パソコンやタブレットを用いて、お子さんの理解度やペースに合わせて学習を進めていくことができます。また、子供の興味を引くように、ゲーム感覚で取り組めるという要素も取り入れられているので、勉強が楽しくなるかもしれません。公式HPから無料体験ができますので、お子さんにあっているかどうか試してみてくださいね。







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● 画像引用:【進研ゼミ小学講座】