【進研ゼミ小学講座/チャレンジタッチ】受講の失敗で学ぶ効果的に使うコツとは?



進研ゼミの教材は子供の興味を引く楽しい工夫が多く取り入れられています。そのため、受講開始直後は子供が積極的に取り組んでくれ、受講してよかったと思っていました。


しかし、親が油断して100%子供の任せてしまうと、順調に勉強しているように見えているだけで、実際はそうではないこともあります。


こちらでは、我が家で失敗した体験をもとに、進研ゼミの教材を効果的に使いこなすコツについて紹介しています。



やりっぱなしややったつもりになりがち 子供の学力の把握は必須


チャレンジタッチは基本がタブレット学習。答えを書いたら、すぐに自動で正誤の判断をしてくれるので、その場で正しい答えがわかります。子供の勉強する負担が軽減されるというのがメリットですが、その半面、偶然答えが合っていただけだとしても正解と見なされて、先に進めてしまいますので、せっかくの丁寧な解説を見逃してしまうことがあります。さらに、解答を覚えてしまって、再出題の時に覚えている答えを選択する可能性もあります


チャレンジタッチは、親のサポートなしで子供がどんどん自主的に学習に取り組めるように工夫されているので、ついつい子供を放置してしまいがちになりますが、わかったつもりになって進んでいることがないかという点については注意する必要があると思っています。


そのためにも最低限 ✔ 年に3回の実力テスト 、✔ 赤ペン先生の記述力指導 以上の2点については、親の方で定期的にチェックすることをおススメします




進研ゼミでは、全国規模の実力診断テストが年に3回実施されてます。実力診断テストは子供の学力を知ることができる貴重な機会として、我が家ではとても頼りにしていました。



実力テストでは、4教科・単元ごとに細かく子供のレベル、学習理解度を把握することができます。



実力診断テストを提出すると、子供の解答から分析し、個別復習ドリルでニガテ単元を集中的に学習できるように専用のやり直し問題も作成してくれます。


このように、実力診断テストは提出から、採点、見直しまで子供が一人でできるようになっているため、親の方がついつい気がつかず子供任せにしてしまうということが起こりがちです。実力診断テストでは、子供が伸びる勉強法まで具体的にアドバイスしてもらえる上、子供の苦手分野の把握にも役に立ちますので、親の方でもしっかりと確認するようにしましょう



赤ペン先生の記述力指導では、問題文を読み自分の言葉で書かなければいけません。理解せず解答することはできないというところが、タブレットの選択問題とは違う点です。



赤ペン先生の記述指導は、子供だけで簡単に提出できます。さらに、自動で返却され、見直しまで子供が一人でできるようになっているため、親の方がついつい気がつかず子供任せにしてしまうということが起こりがちです


赤ペン先生の記述力指導をチェックすれば、本当に子供が理解しているかどうかがわかります。親の方でも定期的にチェックして子供の理解度を確認するようにしましょう。




ご褒美がない教材は放置されがち 



進研ゼミの学習には二つの種類があります。


✔月々のノルマとなる課題
✔ノルマとなってない学習





月々のノルマとなる課題とは、国語、算数など主要科目のレッスン、赤ペン先生の記述問題、実力テストなどです。 ノルマの課題に取り組むとご褒美がもらえます。ご褒美とは「ジュエル」「努力賞ポイント」などの加算。「ジュエル」をためるとゲームアプリやアバターがもらえたり、「努力賞ポイント」をためると豪華なプレゼントと交換することができます。ご褒美目当てに勉強してくれるというお子さんも多いのではないでしょうか。我が家の場合もそのタイプでした。



ノルマとなる課題は、課題への取り組み状況を保護者画面からチェックすることができます



ノルマとならない課題への取り組みはご褒美もなく、チェック機能もないため放置されがちです。例えば、ドリルはノルマとなっていない教材のひとつです。紙教材のため、採点する必要もあります。我が家の場合、自ら進んでドリルを解いたということはありませんでした(笑)。



ドリルの中身は基礎的な問題で構成されています。特に学校の勉強で困っているところはない場合は、基礎的なドリルなどはやらなくてもよいですが、基礎的な問題で躓くようになったら、取り組むよう促した方がよいと思います



「思考力トレーニング」です。紙教材で、自己採点が必要な上、学習しても特典はありません。こちらの思考力トレーニングも送られてきたまま放置されていました。そこで、お母さんもお手伝いするから、やってほしい!!とお話して、やってもらうことになりました。



思考力トレーニングは、言葉の通り「自分なりに考えて答えを出し、考えたことをわかりやすく伝えられる力」を身に着けることを目指して作られている教材です。中身を見ましたが、 思考力トレーニングは良問が多いです!!!特に算数と国語。


ただし、子供だけでは、自己採点が難しそうな問題も結構含まれており、 親が解説した方が教材の効果がよりアップしそうだと感じています。



ドリルや思考力トレーニング以外にも、進研ゼミでは、ノルマとならない教材がたくさん届けられます。お子さんの学力アップの助けになるものが多く、さらに、親御さんが丸付けをすればお子様の学力をチェックしたり、コミュニケーションの一環になったりというメリットが大きいです。是非、できる範囲でサポートしてあげてくださいね。



復習に便利なポイントをまとめた教材も定期的に送られてきます。わかりやすくまとめられていますので、そのまま放置してしまうともったいないです。うちの子の場合、こういった教材は、親がクイズ形式で出題するとノリノリでおさらいしてくれました。是非、試してみてくださいね。




いつのまにかレッスンをやってない!中だるみに注意

チャレンジタッチは基本がタブレット学習。答えを書いたら、すぐに自動で正誤の判断をしてくれるので、その場で正しい答えがわかります。



難しい問題にもヒントでばっちり。説明もとても丁寧で子供だけでも学習を進められるというのがメリットです。



実力診断テストや赤ペン先生の記述指導など提出が必要な課題も、子供だけで簡単に提出できます。さらに、自動で返却され、見直しまで子供が一人でできるようになっています




チャレンジタッチでは、日頃のレッスンや提出物などノルマとなっている課題は子供一人で完結できるように工夫されているため、親が全てを子供任せにしてしまうということが多いのではないでしょうか。


私の場合も、受講開始直後は気を付けていましたが、子供一人でできることに安心し、ついついチェックを怠るようになってしまいました。そして、子供が学校でテストで悪い点をとってくるまで、チャレンジタッチを全くやってないということに気が付きませんでした。



最初は順調に進めていても、そのうち飽きて全くやってなかったり、やりっぱなしになってしまったりということはよくあることだと思います。


あまりにもチャレンジタッチの機能に頼りすぎて子供任せにすると失敗します。長く受講を続けるためにも教材を有効活用するためにも親の方で、定期的なチェックをするように気をつけましょう





体験教材や英語、プログラミング、学習アプリなどが全て無料 使い尽くすとかなりお得



チャレンジタッチには、ノルマとなるレッスンや定期的に提出が必要な課題の他にも使いきれないほどの機能がたくさんあります。子供が思わず勉強してしまうというコンテンツの代表は学習アプリです。学習アプリというのは、基本的には学習に関連するゲームや漫画となっていて、計算、ことわざ、漢字、歴史ものなど、非常に多岐に渡ります。子供が、漫画やゲームに夢中になっているうちに、たくさん暗記ができてしまったり、計算練習ができてしまったりするというスグレモノです。



画像は英語の単語を暗記できるアプリです。こういった学習アプリで覚えた知識を披露してくれることも多かったので、我が家ではとても役に立ちました。タブレットが届けられた時から使えるものも多いのですが、学年に応じて新しいアプリがどんどん追加されていきます。



書籍や記事、動画などが利用できるサービスも無料で利用できます。サービスがまとめられているページは、学年によって名前が変わり、みらいタワー(小1・小2)、わくわく発見ランド(小3・小4)、未来発見ランド(小5・小6)と呼ばれています。是非、アクセスしてみてくださいね。


子どもの好奇心をくすぐりながら、知識の幅を広げてくれるコンテンツがたくさん入っています。例えば、芸能人が取材に行ったり、トークをしたりする動画が配信されていたり、最先端の技術に触れたり、各分野の有名な研究者から話を聞いたりすることもできます。また、児童書や絵本・小説・歴史・生物や科学など、幅広いジャンルの常時約1000冊の書籍および動画(またはビデオ、番組)を自由に閲覧できる電子書籍が無料で利用できます。


進研ゼミの受講者ならパソコンやプログラミングが受講可能。しかも無料です。 紙教材・チャレンジを受講している方は、インターネットにつながったパソコンを使って、タブレット教材・チャレンジタッチを受講している方は専用タブレットを使って、各種コンテンツの利用が可能です。


進研ゼミのプログラミング学習の特徴は、✔1年生から6年生まで学年に適したテーマに基づいてプログラミングの基礎が学べること ✔プログラミング初心者でも、段階的にプログラミングを理解し、最終的にはゲームが作れるようになるように工夫されていること、以上の二つだと思います。


小学校のプログラミングとはどんなものが一通り体験しておきたいという方にはかなりおススメです



チャレンジタッチでは、タイピング練習用のアプリやキーボードを使って無料でタイピングの練習をすることができます。タブレットに繋げば、まるでテスクトップパソコンのような形になります。



「チャレンジイングリッシュ」は、進研ゼミ小学講座を受講している人が追加料なしで受講できる習熟度別の英語講座です。「チャレンジイングリッシュ」の人気の秘密は、「聞く・話す・読む・書く」4つの力をバランスよく伸ばせること。さらに、個人のレベルに合わせて学ぶことができるカリキュラムになっており、小学生から英検準1級レベルまで目指すことも可能です。



進研ゼミでは、受講者全員が、小学1年生〜小学6年生までの国語・算数の全範囲を学習できる「AI国語算数トレーニング」を受講できます。追加受講料無料。例えば、得意な漢字は先取りして、苦手な算数の計算はさかのぼってなど、お子さんの学力優先で学習することが可能です。さらに、AIがお子さんに合わせて難易度や学習量を自動提案してくれるので、お子さんの今の学力に合った内容で学習できます。




こちらで紹介した機能は、ノルマのレッスンではありませんので、利用できることを知らずに全く使ってなかった!!ということも起こりがちです。ホーム画面から簡単にアクセスできますので、苦手教科の克服や英語・プログラミングなどの家庭学習に是非ご活用くださいね。




失敗回避・有効に教材を使いこなすためにやるべきことは?


進研ゼミなど、通信講座の受講を開始した場合、”開始したこと”に満足して、後は子供任せにしてしまっているということはないでしょうか?


進研ゼミでは、「おうちのかた向けの使い方ガイド」という保護者用の冊子が送られてきます。いつどんな教材がくるのか、いつどんな学習アプリがタブレットに追加されるのか写真付きでまとめられています「おうちのかた向けの使い方ガイド」を必ずチェックしておきましょう。テストを提出してなかった!使える教材を使ってなかった!ということがなくなると思います。




お子さん用にも一年間の学習スケジュールをわかりやすくまとめたものが送られてくるので、届いたら一緒に確認しておくとよいでしょう。



定期的に送られてくるカレンダーを机に置いておくだけで、レッスンの受講を忘れたり、教材を使い忘れていたりすることが激減します。カレンダーは地味な存在で忘れられがちですが(笑)、かなり効果がありますので、是非活用してみてくださいね。


現在受講検討中の方は、資料請求を行い、年間のスケジュールを予め確認しておくと、教材の使い忘れがありません。資料請求を請求するだけなら無料のうえ、おためし教材がもらえたり、期間限定のお得なキャンペーン情報をお知らせしてもらえたりするので、おススメです。


無料資料請求はこちら
  



まとめ

チャレンジタッチなどのタブレット学習は、紙教材などで添削や進捗確認などをしながら進めていくよりはずいぶんと親の負担が軽減されます。また、子供も「勉強しなさい」と言われたることが減るので、精神的に楽になることも多いのではないでしょうか。


しかし、子供ひとりでどんどん進めてくれるからといって、親が油断して100%子供の任せてしまうと、全くやらない教材があったり、途中飽きてやってなかったりなど、失敗することもあるので注意が必要です。


コツが分かればサポートも楽になる上、教材を有効活用することができます
ので、是非こちらの記事を参考にできる範囲でサポートしてあげてくださいね。


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●画像引用: 進研ゼミ