小学生におすすめのプログラミングの本 未就学児から低学年まで


小学校学習指導要領(文部科学省)によると、小学生にとってのプログラミング教育とは、「プログラミング的思考」を育むこと。そして、「プログラミング的思考」力はプログラミング体験を通して育成されるということです。それなら、子供にプログラミング体験を!!と思っても、私たち親世代は、小学校でプログラミングを習ってないので、何をどうしたらよいのかよくわかりません。


そこで、我が家では、プログラマーのお父さんが選んだ参考書を頼りに、プログラミング学習を進めてみることにしました。


始める前は、プログラミングなんて難しいと心配していた私ですが、意外にも参考書を使えば、初心者の私でも子供と一緒に簡単に学習することができました。


こちらでは、実際に使ってみた参考書の中から、未就学児や小学校低学年など、初めてプログラミング学習を体験するというお子さんに向けて最適な本を紹介しています。





『子供にプログラミングを学ばせるべき6つの理由』・親がプログラミングについて学べる本

こちらの著書は、前書きに書かれているように“子供のプログラミング教育に興味を持って、実際に行動に移そうと考えている保護者の方”に向けて執筆された本です。



『子供にプログラミングを学ばせるべき6つの理由 「21世紀型スキル」で社会を生き抜く』は、初めてプログラミング学習を体験するというお子さんのお父さんお母さんにお勧めしたい本です。発刊が2005年で古い内容も含まれていますが、基本的には現在も通用する内容もほとんどで、古い内容も経緯として知っておいて損はありません。


この書籍を読むと、子供たちにとってプログラミングを学ぶことがどんな意味を持つのか、プログラミングが今後どれほど重要になってくるかを実感することができます。


ちなみに、タイトルにもなっている“子供にプログラミングを学ばせるべき6つの理由”は、①楽しい ②問題解決力を養える ③論理的思考力を養える ④将来の可能性を広げる ⑤自分に自信が持てる ⑥創造力を広げる “です。


気になる著書の中身は、下記のとおりです。
1章:DeNA創業者や、Scratchの生みの親レズニック教授などプログラミング教育の先駆者、たちのインタビュー
2章:各国のプログラミング教育の現状の紹介と解説
3章:プログラミングスクールの紹介
4章:ビジュアルプログラミング言語の紹介(スクラッチ、ピョンキー等)
5章:迷路ゲームGoogle Blockyの解説・解答
6章:スクラッチの使い方の解説


私が、この著書を読んでよかったと思った点は二つです。


まず、一つ目は、プログラミングの大切さを親である私が実感できたことです。親が思ってもないことを子供に伝えても説得力がありません。まずは、私が現状を学び、子供のプログラミング教育をサポートするために“親の在り方”のようなものがイメージできたところもよかったと思います。特に、Scratchの生みの親レズニック教授の「クリエイティブ・ラーニング・スパイラル」の考え方、インタビュー内容は勉強になりました。


二つ目は、この著書を参考にすれば、親が一通りの知識を持って、子供のプログラミングのサポートができるようになることです。私たち親世代は、小学校でプログラミングを習っておらず、何をどうしたらよいのかよくわかりません。しかし、4章を読むと、お家で気軽にプログラミングを楽しむために使えるツールが何かわかります。さらに、5章と6章を読めば、実際に問題を解いたり、プログラミングを使ったり、作品を作ったりできるようになっています。著書にそって進めれば、プログラミングをやったことがなくても、初めてプログラミングを学ぶという小学校低学年・中学年くらいの子供に一通りのことを教えられるような内容になっています。


今なら、アマゾンのKindle Unlimited 会員なら、こちらの書籍は追加料金なし(¥0)で読むことができます。Kindle Unlimitedでは、和書(書籍、マンガ、雑誌)と洋書で200万冊以上が読み放題の対象となっています。何冊読んでも月額費用は980円(税込)。初回申し込み限定の30日間無料体験がありますので、無料で読むことも可能です。


ただし、注意点として、Kindle Unlimitedは、読み放題対象書籍が変更されてしまうことがあります。無料で読みたい方は、できるだけ早めにダウンロードしておくことをおススメします。



子供にプログラミングを学ばせるべき6つの理由 「21世紀型スキル」で社会を生き抜く

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5才からはじめるすくすくプログラミング


『5才からはじめるすくすくプログラミング』は、ScratchJrの解説本です。
全部ひらがなで書かれているので小さいお子さんでも一人で読むことができます。


ScratchJr は、MITメディアラボというアメリカのデジタルメディアに関する研究機関が子供の発達支援のために作った、低年齢向け(5-7歳)プログラミング・アプリです。

ScratchJrはiPadとAndroidタブレットの無料アプリとして提供されています。無料アプリをタブレット端末にダウンロードしたら、すぐに利用できます。ユーザー登録は必要ありません


ScratchJrでは、プログラミングブロックを指で操作して、キャラクターを動かしたり、ジャンプさせたり、ダンスさせたり、歌わせたりすることができます。また、キャラクターを自分好みに編集したり、自分の声や音を録音したり、自分で撮った写真を使うこともできます。


こちらのテキストでは、第一段階として、ねこちゃんを動かしたり、自分のキャラクターを作ったりして、操作に慣れていきます。次の段階は、阿弥陀ゲームやじゃんけんゲームの作成。少しづつステップアップしていきます。


まずは、本にのっているプログラムを実際に真似て作り、それをもとに子供のオリジナルの物語やゲームをつくって遊びましょう!


5才からはじめるすくすくプログラミング


小学生からはじめるわいわいタブレットプログラミング


『小学生からはじめるわいわいタブレットプログラミング』は、教育用プログラミングソフトの定番Scratchのタブレット(iPad)版として開発されたPyonkee(ピョンキー)の解説本です。


Pyonkeeは、5才からはじめるすくすくプログラミングで紹介したScratchJrのワンランクアップのツールです。ScratchJrを使っていた子供がもう少し複雑なことをしてみたいと思ったときに次に挑戦するのに最適です 。


本書では、まず、アプリのインストールの解説から始まります。メニューをひらがなにするなどの準備が整ったら……


おさるさんを動かしたり


カメラを使ってタブレットとじゃんけんしたり


オリジナルのチャットアプリを作ったりします。


ペイントアプリも作れます。


ScratchJrとよく似ていますが、スクリーンを拡大して、細かな絵を描いたり、撮った写真を読み込んだりなど、Pyonkeeはタブレットならでは特性を生かした作品作りを楽しめるのが特徴!


まずは、本にのっているプログラムを実際に真似て作り、それをもとに子供のオリジナルのゲームやアプリをつくって楽しみましょう!



小学生からはじめるわいわいタブレットプログラミング


7さいからはじめるゲームプログラミング


『7さいからはじめるゲームプログラミング』は、教育用プログラミングソフトの定番Scratchの解説本です。


Scratchは、MITメディアラボというアメリカのデジタルメディアに関する研究機関が開発したツール。
Scratchの統計情報が下記で参照できます。
2020年11月時点で登録者数約62,600,000人!!!
その5か月後の2021年4月には、約70,300,000人。
世界中で広く使われていることがよくわかりますね!!


本日の登録者数を確認したい方はこちらのスクラッチの統計情報をご参考になさってください。指数関数的な増加を確認できます。


『7さいからはじめるゲームプログラミング』では、まず最初に、Scratchを使うため、ダウンロード準備から丁寧に説明してくれています。Scratchは無料ですが、ユーザー登録のためメールアドレスが必要となります。


基本の使い方をマスターしたら……


迷路ゲーム


おばけたたきゲーム


などなど……様々なゲーム作りに挑戦!!


個人的には、おもしろ雑学や開発者インタビューといったプログラミングに関わるお話も楽しかったです。


Scratchを始めて使う方、Scratchを使ってゲームを作ってみたい方にお勧めの一冊です。


7さいからはじめるゲームプログラミング


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