進研ゼミ小学講座/チャレンジタッチの受講して残念だったこと
進研ゼミはCMなどでも有名なので、ご存じの方が多いと思います。 小学生になって始める通信講座として、まず、進研ゼミ小学講座から検討するという方も多いのではないでしょうか?
我が家で、3年生のときから、進研ゼミ小学講座のチャレンジタッチをはじめ、6年生まで続けました。子供自身は楽しく取り組めましたので、総合的には始めてよかったと思っていますが、全ての人に合うとは限らず、これから始めようという方には、受講前に是非知っておいてほしい注意点もあります。
こちらでは、チャレンジタッチのちょっと残念な点、始める前に注意すべきポイントについてまとめています。チャレンジタッチを検討している方は、受講前にぜひご確認ください。
1.わからなくても、わかったつもりになる
2.わかっているところは、まどろっこしい
3.タブレットを使いこなすには慣れが必要かも。でも新機種の「チャレンジパッドNext」なら大丈夫!!
4.視力の低下が心配
5.ゲームに夢中になりすぎるかも?
6.2学年以上さかのぼって復習することができない
チャレンジタッチはわからなくても、わかったつもりになる
チャレンジタッチの問題は、選択式のものも多いようです。選択式問題の場合、偶然、答えが合っていただけだとしても正解と見なされて、先に進めてしまいますので、せっかくの丁寧な解説を見逃してしまうことがあります。
解答を覚えてしまって、再出題の時に覚えている答えを選択する可能性もあります。うちの子の場合、要領もよく、どんどん先に進じゃえ~~~!!という気持ちが強いタイプなので、この点が心配でした。
このような心配は、チャレンジタッチだけでのことではなく、タブレットやWEBで配信するタイプの教材はどうしてもつきまとう問題だと思います。しかし、考えてみれば、記述式問題だって適当にやったり、覚えてしまったりも可能と言えば可能ですね。
チャレンジタッチは、親のサポートなしで子供がどんどん自主的に学習に取り組めるように工夫されているので、ついつい子供を放置してしまいがちになりますが、わかったつもりになって進んでいることがないかという点については注意して見守っていく必要があると思っています。
進研ゼミでは、チャレンジタッチの無料体験動画を公開しています。体験動画では、チャレンジタッチと同様に楽しい音声付き。タブレット学習がどんなものなのか実際に体験することができます。
チャレンジタッチの体験動画は、事前登録やメールアドレスの入力は一切必要なく、指定のURLにアクセスすればすぐに見ることができます。事前に体験することで入会後「合わなかった」と後悔する確率がかなり減ると思います!!受講を検討されている方は、是非一度ご覧ください。
【進研ゼミ小学講座】チャレンジタッチ体験動画
チャレンジタッチは、まどろっこしい
チャレンジタッチのタブレット学習では、わからないところだけピックアップしてやりたいという場合は、少々やりづらいようです。
うちの子によると、基礎問題などわかっているところは、どんどん先に進みたいのですが、いちいち解説が表示されて次に進めず、ちょっとイライラすることがあるようです。
これはチャレンジタッチに限らず、全てのタブレット教材に共通のことだと思います。どうしてもこの点が我慢できない場合は、紙教材の方が適しているでしょう。うちの子の場合は、嫌な点ではあるけど我慢できないわけじゃないよ~と言っています。
進研ゼミでは、紙教材とタブレット教材の変更はいつでも可能ですが、タブレット教材受講者が受講6か月未満で紙教材に変更する場合、タブレット代8,300円(税込)が必要となります。
タブレット学習がお子さんに合うかどうか心配という方は、タブレット代が無料になるお試しキャンペーンの利用をおススメします。
タブレットを使いこなすには慣れが必要?「チャレンジパッドNext」なら大丈夫
タブレット学習を選択するときに気になるのがタブレットの使い勝手。ネット上には、いい口コミだけでなく悪い口コミもありますが、実際のところはどうなのでしょうか??
ネットでは、
✔立ち上がりやダウンロードがちょっと遅い
✔画面に手を付いて書くと正しく反応しない
✔字を綺麗に書くのが難しい
など使い勝手が悪いという評判もありましたが、我が家の場合はちょっと使ったらすぐに慣れてしまいました。
しかし、これは全て旧タブレットのこと。現在は、新機種の「チャレンジパッドNext」が登場しています。新機種は、静電容量方式タブレットということで、iPhoneなどのスマホに採用されている方式なので、手をついて書くことができるようになりました。さらに、
✔ 電源ボタンが使いやすくなった
✔ タブレットの反応が良い
✔ タッチペンの書き心地がいい
など口コミでも大好評ですので、以前ほどタブレットの使用感についての心配は少ないように思います。ただし、残念ながら、今のところ一部の学年でのみ新機種対象ということです。現時点で、お子さんが新機種の対応学年かどうかについては、公式HPでご確認くださいね。
旧機種にしても、新機種を使うとしても、一番重要なのは、子供本人が使いやすいと感じることだと思います。タブレット学習がお子さんに合うかどうか心配という方は、タブレット代が無料になるお試しキャンペーンの利用をご検討ください。
チャレンジタッチは視力の低下が心配
最近ではチャレンジタッチに限らず、学校のパソコンやお家で電子機器を使う機会も増え、視力の低下が心配になってきました。タブレットを使用してたことだけが原因とは言えませんが、うちの子も最近視力が下がってきました。
チャレンジタッチでは、定期的に「目を休めよう」と声掛けをしてくれます。しかし、無視して使い続けることも可能です。長時間使いすぎないよう、ある程度は親が見守る必要があると思っています。
どうしてもお子さんがタブレットを使いすぎてしまうという場合は、✔ チャレンジ(紙教材)にするとよいでしょう。進研ゼミでは、タブレットから紙教材への切り替えいつでも可能。料金は同じです。ただし、タブレット教材受講者が受講6か月未満で紙教材に変更する場合、タブレット代8,300円(税込)が必要になってしまいます。これから受講をはじめる方、タブレット学習がお子さんに合うかどうか心配という方には、タブレット代が無料になるお試しキャンペーンの利用をおススメします。
また、紙教材よりもタブレットが良い場合は、✔ 使用時間制限ができる他のタブレット教材にするという選択肢もあります。進研ゼミとレベル的に同程度のタブレット教材として、スマイルゼミがあげられます。スマイルゼミは、付録無しのシンプルなタブレット教材で、保護者側でタブレットの利用時間を1時間〜24時間で設定することが可能です。ゲームの使用時間も1日につき10分〜60分の間で設定できるようになっていますので、さらに安心です。
スマイルゼミ
チャレンジタッチでゲームに夢中になりすぎるかも?
チャレンジタッチでは、ゲーム感覚でできる学習アプリが多数採用されています。これで本当に学習習慣が身につくの???と心配になるかもしれません。また、学習に関係のないゲームに夢中になりすぎる可能性もあります。
制限なしの遊びのゲームはクリアして終了というゲームが多い、制限アリのゲームの方が面白い、キャラが”休けいしよう”の声がけをしてくれるなどの理由から、うちの子の場合は、ゲームに夢中になりすぎるということはありませんでした。
しかし、お子さんによっては、ゲームばかりになってしまう可能性もあります。どうしてもゲーム制限をしたいというのであれば以下の方法があります。
① チャレンジ(紙教材)にする
進研ゼミでは、タブレットから紙教材への切り替えいつでも可能。料金は同じです。ゲームが配信されるチャレンジタッチをやめて紙教材にすることで、ゲームをやらずに済み、勉強に集中することができます。ただし一点、タブレット教材受講者が受講6か月未満で紙教材に変更する場合、タブレット代8,300円(税込)が必要となることのみ注意が必要です。タブレット学習がお子さんに合うかどうか心配という方は、タブレット代が無料になるお試しキャンペーンの利用をおススメします。
② ゲームの制限ができる他の教材にする
進研ゼミとレベル的に同程度のタブレット教材として、スマイルゼミがあげられます。スマイルゼミは、付録無しのシンプルなタブレット教材で、保護者側の設定でゲームの制限がかけられます。
スマイルゼミ
チャレンジタッチは、2学年以上さかのぼって復習することができない
従来型の紙教材ならいつでも復習可能ですが、タブレット教材の場合、復習に使えるのは前学年の物だけです。例えば、小1から継続して受講している小3の場合は、<チャレンジタッチ2年生>のメイン学習教材まで利用が可能です。せっかく購入した教材なのにと残念に思う方も多いかと思います。
習ったはずなのに、身についてなかったという場合、進研ゼミでは、無学年学習「AI国語算数トレーニング」を活用することができます。”無学年式学習”とは最近注目されている学習方法で、「子ども」に合わせて教材が選択できるという勉強スタイルのことです。
進研ゼミでは、受講者全員が、追加受講料無料で、小学1年生〜小学6年生までの国語・算数の全範囲を学習できる「AI国語算数トレーニング」を受講できます。例えば、得意な漢字は先取りして、苦手な算数の計算はさかのぼってなど、お子さんの学力優先で学習することが可能です。さらに、AIがお子さんに合わせて難易度や学習量を自動提案してくれるので、お子さんの今の学力に合った内容で学習できます。
注意点としては、進研ゼミなどの一般的な講座は、学年式学習がベースとなっており、無学年学習は補助的な役割となっていることです。学校や教材のペースがお子さんに合わないという悩みが深刻な場合は、無学年学習がベースとなっている教材を検討した方がよいでしょう。例えば、本格的な無学年教材として高い評価を受けている講座としては、自宅での学習をサポートする無学年式オンライン教材【すらら】
があげられます。
すららは、2012年にはeラーニングアワードフォーラムにて、教育部門最高峰の「日本e-Learning大賞 文部科学大臣賞」を受賞、経済産業省”未来の今日知る実証事業”にも採用されるなど高い評価を受けており、現在、約1000の学習塾と約1000の学校で採用されています。
無学年教材のすららは、5教科を学習するために作られたICT教材で、小学生から高校生まで対応。パソコンやタブレットを用いて、お子さんの理解度やペースに合わせて学習を進めていくことができます。また、子供の興味を引くように、ゲーム感覚で取り組めるという要素も取り入れられているので、勉強が楽しくなるかもしれません。公式HPから無料体験ができますので、お子さんにあっているかどうか試してみてくださいね。
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● 画像引用:【進研ゼミ小学講座】