【学校では教えてくれない 読書感想文に役立つ 読書&作文セット 】~小学校低学年から高学年まで対応~ 我が家で購入したおススメの本を紹介

小学校の夏休みの課題として出される読書感想文ですが、「何を書いたらよいかわからない」と、なかなか手をつけられないお子さんは多いのではないでしょうか。
感想文には、テストの問題と違って正解があるわけではないので、どのような指導をすればよいのかわからず親も悩むものです。そこで、我が家では、読書感想文のために旺文社の【学校では教えてくれない 読書感想文に役立つ 読書&作文セット 】を購入しました。
こちらでは、【学校では教えてくれない 読書感想文に役立つ 読書&作文セット 】を使った感想を紹介しています。
● 【学校では教えてくれない 読書感想文に役立つ 読書&作文セット 】小学校低学年から高学年まで楽しく読める!
● 「本が好きになる」本の大切さと楽しさがわかる本
● 「読書ノート」で読書感想文のネタ作り 目指せ50冊
● 「文章がうまくなる」これ一冊で読書感想文が書けるようになる!
● 【学校では教えてくれない 読書感想文に役立つ 読書&作文セット 】読んだ感想のまとめ
【学校では教えてくれない 読書感想文に役立つ 読書&作文セット 】小学校低学年から高学年まで楽しく読める!

『学校では教えてくれない大切なことシリーズ』は、「読書感想文を書く」ことに加えて「整理整頓」「時間の使い方」「友だち関係」「夢のかなえ方」など子供の生活や学習に役立つことをわかりやすくまとめている本です。計40巻が発刊されています。生きる力を身につける『こども実用書』として注目されており、累計発行部数は200万部を突破しています。

【読書感想文に役立つ 読書&作文セット】の中には合計三冊。画像の左端は箱のカバーで、中身は『本が好きになる』『文章がうまくなる』『読書感想文に役立つ読書ノート』となっています。
漫画をベースに楽しくわかりやすく書かれています。漢字は全てフリガナ付き。文字は大きめ、文字よりも絵の方が多いくらいなので、本をあまり読まないお子さんでも負担なく読めるのではないでしょうか?
セットにすると、本が好きになって、たくさん本を読んで、好きな本の感想を書くというところまでがカバーされています。
↓
↓本をたくさん読む
↓
『読書感想文に役立つ読書ノート』に記録する
↓
↓読書ノートのメモを頼りに読書感想文用の一冊を選ぶ
↓
『文章がうまくなる』を読んで読書感想文を書く
それぞれの本の感想を下記に紹介しています。よろしければご覧ください。

「本が好きになる」本の大切さと楽しさがわかる本
【学校では教えてくれない 読書感想文に役立つ 読書&作文セット 】を買ったら、まず最初に読むのは、『本が好きになる』というこのシリーズの22巻です。世界一○○な本がたくさん紹介されていたり、漫画や映画が登場したりと子供が自然に本に興味を持つ内容となっています。
漫画で楽しくわかりやすく書かれているので、小学校の低学年から高学年まで、どの学年であっても楽しく読めると思います。漢字は全てフリガナ付きで、文字は大きめ、漫画がベースになっています。ページ数は143ページと漫画の単行本よりも短めなので、本をあまり読まないお子さんでも負担なく読めるのではないでしょうか?登場人物と一緒になって本に関わることを学んでいくという内容です。
こちらで紹介されているおススメの本は合計12冊ですが、その中の4冊はうちの子のお気に入りでした。いかにも課題図書というものではなく、いかに子供が楽しんで読めるか、最近の子供の傾向から選んでいるのかもしれません。知っている本が紹介されていると「やっぱりおもしろいよね!」と、ちょっと親近感が湧きますね。
『本が好きになる』を読むと自由に楽しく読書してよいことがわかります。漫画でも良いし、図鑑でもよいし、好きなものを好きな時に好きな場所で読んでOK。「これでいいんだ!!」と子供たちも自信がつきそうですね。我が家でも本に関わることは、基本”楽しければOK”をモットーとしていますので、全肯定されて、私もなんだか安心してしまいました(笑)。
お子さんだけでも楽しく読めると思いますが、是非、お父さん、お母さんも読んでみてください。
学校では教えてくれない大切なこと 22 本が好きになる
「読書ノート」で読書感想文のネタ作り 目指せ50冊
【学校では教えてくれない 読書感想文に役立つ 読書&作文セット 】には、50冊分の読書記録をつけることができる『読書感想文に役立つ読書ノート』がついています。タイトル、作者、読んだ日などとともに、読もうと思ったきっかけや心に残ったシーン・人物・セリフなど読んだ本の感想をメモするノートです。
読んだ本のことが記録できる上、読書感想文の下書きとして活用できます。
子供は、クリアや高得点(ハイスコア)を目指すものであるとやる気になってくれることが多いですが、読書ノートの記録に残すことで「今〇冊読んだ!すごいでしょ?」とますます本を読んでくれるようになるかもしれません。
もし、お子さんが本好きなら、50冊はあっという間です。足らなくなったら、横罫線のみ、マス目のみのノートを使って読書ノートを自作してもOKです。その方が安上がりだし、わざわざ買う手間も省けます。
少々高くなりますが、『読書感想文に役立つ読書ノート』の方が気分が上がるという場合は、追加購入することが可能です。お子さんと相談してくださいね。
学校では教えてくれない大切なこと 読書感想文に役立つ 読書ノート 4冊セット
「文章がうまくなる」これ一冊で読書感想文が書けるようになる!

【学校では教えてくれない 読書感想文に役立つ 読書&作文セット 】を購入したら、読む順番は『本が好きになる』が一番最初。本をたくさん読んで『読書感想文に役立つ読書ノート』をつけたら、次に読むのが、シリーズ23巻『文章がうまくなる』です。
『文章がうまくなる』は、漫画をベースとして楽しくわかりやすく書かれているので、小学校の低学年から高学年まで、どの学年であっても楽しく読めそうです。漢字は全てフリガナ付き。
漫画をベースに絵がたくさん使われていてページも143ページと短め。読むだけなら、短時間で終わりそうです。しかし、『文章がうまくなる』は読んで手を動かしながら考える本です。解説を頼りに、段階的に難易度を上げつつ、文章を書く練習を進めていくという流れになっています。
手を動かす作業が入ると、低学年のお子さんは一人で実践するのが難しいと思います。また、うちの子のように、高学年であっても作文に苦手意識を持っている場合は、なかなか手を付けられず、読んだだけで終わってしまうかもしれません。こちらの本を効果的に活かすためには、一度子供が読んだ後、大人と一緒に作業を進めていくというのがベストだと思います。
読書感想文などの答えが一つに決まっていない課題は、どのような指導をすればよいのかわからず親も悩むものですが、『文章がうまくなる』には、「書きたいことをまとめる4ステップ」や「”経験したこと”と”感じたこと”を分けて書くこと」など、大人が教えるときについつい省いてしまいそうなことや、わかっているけど言葉で説明しづらいことがたくさん盛り込まれています。
『文章がうまくなる』は、一足飛びではなくじっくりと進めて行く方法を取っています。本の順番通りに進めていけば良いので、親があれこれ悩むこともなさそうです。また、読書感想文だけでなく、日記、作文や手紙など、さまざまな「書く」ことについてのノウハウもわかります。
うちの子のように、本を好きなのに、なかなか読書感想文には手を付けてくれないというお子さんは、多いのではないでしょうか?既に本好きのお子さんなら、セットではなく、23巻のみを購入するだけでもいいかもしれません。

【学校では教えてくれない 読書感想文に役立つ 読書&作文セット 】読んだ感想・まとめ
夏休みの課題の読書感想文は子供だけでなく、親もうんざりする課題のようで、私の周りでも「どうしよう~~」「どうやって終わらせた?」など、よく話題にのぼります。
わからないものに対しては、誰しも不安を感じたり、面白くないと思ってしまうものです。しかし、【学校では教えてくれない 読書感想文に役立つ 読書&作文セット 】を読めば、読書感想文に対して具体的なイメージが湧きます。そして、この本の通りにやってみたら、子供たちも思ってた以上に文章が書けることに気づいて自信を持てると思います。
どのみちやらないといけないのだとしたら、これを機会にしっかり読書感想文に取り組んで、子供の「書く力」を身に付けてみてはいかがでしょうか?
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● 小学校学習指導要領(平成29年告示)
● 【国語編】小学校学習指導要領(平成29年告示)解説
● 小学校国語科「書くこと」における論理的思考力の育成―小学校からの小論文指導を通して